小学1年生計算エース

1年生の計算について

1年生の算数の計算領域は

です。
数の学習のスタートは、一つの「物」と、1という「数」が対応するという1対1対応です。
すうじ表などを使って、

など、この時期に必要な体験を積み重ねることで、学童期の算数脳の伸びが格段に違ってきます。
（個別学習塾TERRASではオリジナル教具のマグネットすうじ表を使って練習しています。TERRAS Kidsで販売していますので、ご自宅や学校でもお使いいただけます。）

『いくつといくつ』というのは、数学的な表現をすると「数の合成・分解」です。数を「合成（合わせる）」したり「分解（分ける）」したりする学習です。
例えば、5という数については、

となります。
たしざん・ひきざんの計算は、このような見方がもとになっています。
1＋4＝5　4＋1＝5　（合成）
5－1＝4　5－4＝1　（分解）
教科書では、6から10までの数の合成・分解をブロックで学習します。
（私たち個別学習塾TERRASでは、百玉そろばん（教師用・子ども用）と「かずのごうせい」「かずのぶんかい」カードで学習していきます。）

幼児さんでもこの一連の数体感をしっかり学習したお子さんは、たし算へとスムーズに学習を進めることができます。たし算ひき算の学習をする前に、この「合成分解」をしっかりマスターしていると、その先に出てくるくり上がり、くり下がりのあるたし算ひき算でも数の合成分解が自由に頭の中で操作できるようになります。

TERRASの『計算エース』では、□＋2まで、□＋3までというように　少しずつ数を増やして計算練習をしていきます。
「1＋1＝2」というのは、1の次の数は2、
「3＋2＝5」というのは、3の次の次の数は5、という数感覚を養うためです。
2年生以降の計算をすんなり進めるためにも、『計算エース』のグレード1の段階を順番に練習していくことが大切です。ぜひ順番に進めてみてくださいね。

計算エース