学習のポイント
読解力や表現力をさらに高めていきましょう。特に、敬語を正しく使って適切な会話ができるように練習しましょう。
文法
1)複雑な文の構成
複文や重文を使って、より豊かな表現を練習します。副詞節や名詞節を使った分の作成ができるようになりましょう。
副詞節:文の主節を修飾する節。条件、原因・理由、時、目的などを表す。
(例)宿題をしたら、遊びに行こう。(条件)
(例)雨が降ってきたので、傘をさした。(原因・理由)
名詞節:名詞と同じ役割を果たす節。
(例)ピアノを弾くことは楽しい。
2)動詞の高度な活用
敬語表現を含むさまざまな動詞の活用形を学びます。可能、受け身、使役、命令などの応用的な活用を習得しましょう。
3)文末表現の使い分け
「〜だろう」「〜かもしれない」「〜はずだ」などの文末表現を習得しましょう。文を読んで、書き手の気持ちや考えを汲み取ることができます。
4)形容詞・形容動詞の発展
比較級や最上級の使い方を詳しく学びます。応用的な使い方を練習しましょう。
5)敬語の実践
敬語の正しい使い方を身につけましょう。丁寧語、尊敬語、謙譲語を理解し、文章を作れるようにしましょう。
語彙
1)漢字
漢字が正しく読み書きできるようになりましょう。漢字エース・漢字テストをご活用ください。
また、漢字の成り立ちについても学習しましょう。
2)同音異義語
「熱い・暑い・厚い」というような同音異義語の使い分けができるようになりましょう。
3)和語・漢語・外来語の使い分け
和語・漢語・外来語の見分けができるように練習しましょう。
・和語:日本で生まれた言葉
・漢語:中国から伝わった言葉
・外来語:中国以外の外国から伝わった言葉
(例)やど(和語)/旅館(漢語)/ホテル(外来語)
4)熟語
熟語の意味を理解し、反対の意味もわかるようにしましょう。
(例)安心↔心配、成功↔失敗 など
また、熟語の構成についても学習します。
・似た意味の漢字組み合わせ
・意味が対になっている漢字の組み合わせ
・前の漢字が後ろの漢字の意味を打ち消している など
5)複合語の種類
複合語には
・和語+和語
・漢語+漢語
・外来語+外来語
・和語+漢語
・和語+外来語
などがあります。
(例)笑う+転がる=笑い転げる、買う+物=買い物 など
どんな組み合わせで複合語ができているのか学びましょう。
文法・語彙プリント


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