中学3年生中学生高校入試

兵庫県 公立高校入試 小問計算問題

兵庫県公立高校の小問練習プリントです。
※画像は小問計算1です。

小問計算1小問計算2小問計算3
※こちらからダウンロードしてください。 問題と解答はセットになっています。

兵庫県入試傾向

このページでは、兵庫県公立高校入試(数学)の小問計算問題を中心に傾向、学習ポイント、予想問題を紹介しています。

学力検査日(一般選抜):令和7年3月12日(水)
合格発表日(一般選抜):令和7年3月19日(水)
時間:50分
配点:100点
問題数:大問6程度
小問計算該当問題:大問1

大問1 難易度★★★☆☆☆☆☆☆☆

各学年の基本計算・問題が出題。
・正負の数、式の計算
四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算が出題。計算の順序、符号でミスがないように。括弧の外し方にも要注意。

・平方根の計算
平方根の和・差が出題されやすいです。教科書レベルの問題で練習しておきましょう。

・因数分解
展開公式を使った因数分解は確実に解けるように。

4つの展開公式
1. $(x+y)^{2}=x^{2}+2xy+y^{2}$
2. $(x-y)^{2}=x^{2}-2xy+y^{2}$
3. $(x+y)(x-y)=x^{2}-y^{2}$
4. $(x+a)(x+b)=x^{2}+(a+b)x+ab$

・二次方程式
解の公式(二次方程式)を使って解けるようにしておきましょう。

解の公式
$ax^{2}+bx+c=0\Rightarrow x=\frac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a}$

出題例
二次方程式$x^{2}+5x+3=0$を解きなさい。  (2024兵庫)

・関数
反比例が最頻出問題です。問題文から式を求められるように。

出題例
$y$は$x$に反比例し$x=-6$のとき、$y=3$である。
$x=2$のときの$y$の値を求めなさい。  (2024兵庫)

・図形
同位角や錯角、対頂角などを用いた角度を求める問題をたくさん練習しておきましょう。
また、円錐などの立体の体積や側面積等を公式を使って求められるように。

・データの分析
度数分布表や箱ひげ図から、各値を求められるようにしておきましょう。正誤判定の選択問題も出る可能性があるため、表や図から求められないものも確認しておこう。

目安解答時間:8分以内
ページ上部にある小問練習プリントで、時間を測りながら解く練習をしましょう。

【まとめ】
大問1は他県と比べ出題傾向をつかみやすいです。他の大問では、穴埋め形式の証明など慣れが必要な問題もあるので、過去問を数年分は解いておきましょう。

偏差値50付近の公立高校や商業・工業などの普通科以外を目指す受験生は大問1はしっかり満点を狙いましょう。大問2以降では分量が多い問題が続きますが、基本問題も含まれているので、解きやすい問題から解いていきましょう。

進学校を目指す受験生で数学が苦手な場合は、大問1で必ず満点をとりましょう。残りの各大問は半分の正解(1つの大問が(1)~(4)まである場合は(1)(2)を解けるようにする)を目指して得点を積み重ねるイメージを持ちましょう。特に関数のグラフの大問は分量が少なく、時間をそこまでかけずに解くことができるので、得点源にできるように練習をしていきましょう。